あなたの肩を楽にする最適な机の高さ知ってる??
こんばんは!
背ラピストStoreの岩上です。
「姿勢ケア」についての素晴らしい成果報告をさせてください。
岩上が”PCデスクの高さを変えたところ、肩の負担がめちゃめちゃ楽になった”というお話をさせて頂きたいと思います。
机の「高さ」にこだわっていますか??
第二次世界大戦後にGHQの総司令官として日本を統治したマッカーサー。
戦後のオフィスデスクの高さの規格は74cmと決められましたが、この高さはマッカーサーが使っていたデスクを基準にしたそうです。
1999年に規格は72cmに改められましたが、その後は20年以上変わっていません。
ということで、国産のデスクの高さははほとんどが72cm、イケアやニトリなどの外国製のデスクになると76cmのものがあったりします。
ここで、ポイントなのはPCが普及する前に定められた規格であるということ。
その結果、今の市販の机は長い時間PC作業を行うには合わない高さになってしまっています。
ひじが上がると肩も上がる
PCデスクに座った状態で肩の力を抜いて、腕を垂直に下ろします。そこからタイピングの姿勢をしてみてください。
恐らく、机が高いため肩も一緒に持ち上がって、肩周りの筋肉に力が入るのがわかるのではないでしょうか?
自分に合った机の高さよりも高い状態でタイピングしている時は、肩周りの筋肉がずっと緊張した状態です。
筋肉の血流も悪くなるので、肩こりを引き起こします。
さらに、巻き肩・猫背の姿勢になっていませんか?
自分にとって最適な机の高さとは?
自分にとっては最適の高さが何cmなのか??というのは気になるところですよね。
力を抜いて背筋を伸ばした姿勢でタイピングの姿勢をとった時に、肩が上がらないで姿勢を維持できるサイズが、最適な高さだと思います。
岩上の場合は
身長 172cm
最適な机の高さ 65cm
最適な座面の高さ 42cm
ゆらの場合は
身長 155cm
最適な机の高さ 60cm
最適な座面の高さ 38cm
となりました。
成人男性の平均身長である岩上でも、最適な高さは規格の72cmよりも7cmも低くなっています。
やはり規格のサイズは、PC作業をすることを考えて作っていないことが分かります。
低い机がないのでDIYしました
自分のカラダに合った高さが65cmと知ってから、僕は65cmの机を探しまくりました。
しかし、規格に合わせているせいか、市販のデスクは70cm以上のものしか見当たらない……。
ですので、最終的にDIYすることにしました。
といっても、IKEAで伸縮式の机の脚を買ってきて、天板に脚を取りつけただけですが……。
※確かIKEAの店舗では半額くらいだった気がします。。。
カラダに合った机でキーボードを打つと、ふっと肩の力が抜けるような感覚になりました。
仕事後の肩や首の疲労感が全く違うので、デスクワーカーの肩こりの原因って、実は「机の高さ」が問題なのでは?とすら感じているほど、たった数㎝机の高さを買えただけでカラダが楽になりました。
日中の姿勢ってやっぱり大事
肩や、首、背中が凝りやすい方は、日中に負担がかかる姿勢を維持していることがほとんどの原因です。
やはり、コリをどうにかするよりも、こらないようにする習慣を持つことの方が大事です。
デスクワークをされている方は、恐らく自分に合った高さの机を使用されていない方も多いと思いますので、是非試してほしいです。
机の高さを調整したら、猫背・巻き肩姿勢も意識してください。
日中は背骨をたてて、目線を高くし、胸を開いて過ごしていただき、夜はゴッチョ背まくらでリラックス。
昼も夜も毎日意識することで、力の抜けた自然な姿勢に近づくと思います。
昼だけとか、夜だけではなく、24時間カラダへの負荷がかかりにくい楽な姿勢を意識してみてください。
では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今週末はDIYをお試しください(笑)
今日は以上です!
P・S
トップ画像の問題の正解は、左の女性の方です。右の女性は肩が上がっているから、机の高さを低くしたほうが良いでしょう。