あなたはどのタイプ?4つのクロノタイプから知る理想の睡眠習慣
こんにちは!
背ラピスト店主の岩上です。
「朝型ですか?夜型ですか?」と質問されたら、あなたはどちらに当てはまるでしょうか?
近年の研究では、従来の朝型と夜型の枠に収まらない「クロノタイプ」と呼ばれる4つの睡眠パターンが提唱されて、注目を集めています。
クロノタイプを知ることで、あなたに合った睡眠習慣を知ることができますよ。
クロノタイプって何?
クロノタイプとは、生まれつき決まった睡眠パターンのこと。遺伝子によって50%決まると言われています。
クロノタイプは私たちの体内時計に影響を与えてます。
たとえば、朝活動を行う際に体温が上がりますが、体温が上昇する時間帯はクロノタイプによって異なります。
体温が上がる時間帯が遅いタイプの場合、早起きしよう!と意識してもなかなか起きることができません。
怠けているから朝早く起きられないのではなく、遺伝的に早起きし難いというだけなんですね。
あなたはどのタイプ?4種類のクロノタイプを紹介
睡眠専門医のマイケルブレウス博士は、クロノタイプを4種類に分類しました。
タイプ別の特徴と、理想的な睡眠習慣を紹介します。
①クマ
全人口の55%を占める、最も多いクロノタイプが「クマ」です。
朝型で、午前中から昼にかけて最も力を発揮します。昼を過ぎると眠くなりがちで、パフォーマンスが落ちる傾向にあります。
十分な睡眠時間が確保できない場合、1日中眠気と戦うことになるので、しっかりと睡眠を取ることが大切です。
<理想の睡眠習慣>
就寝時間:23:00
起床時間:7:00
睡眠時間:7時間以上
②ライオン
ライオンはクマ型以上に午前中に調子が良い超朝型タイプ。午前中に重要な仕事を集中して終わらせるのがオススメです。
夕方に疲れが出てきてエネルギー切れになりやすく、夜も早い時間に眠くなるので、早寝早起きをルーティンにしましょう。
<理想の睡眠習慣>
就寝時間:22:00
起床時間:6:00
睡眠時間:7時間以上
③オオカミ
典型的な夜型なのがオオカミタイプです。
朝に弱く、午前中はなかなかエンジンがかかりません。日が沈む頃に元気になってパフォーマンスが上がるので、集中する仕事は朝よりも夜に向いています。
就寝時間はクマやライオンに比べて遅めですが、夜更かしをし過ぎないように注意しましょう。
<理想の睡眠習慣>
就寝時間:24:00
起床時間:7:30
睡眠時間:7時間以上
④イルカ
イルカは人口の10%と最も少なく、睡眠時間が短くてもOKなショートスリーパータイプです。
朝は比較的早起きですが、睡眠にそこまで興味がないため気を抜くと夜型になってしまいがちです。また、1日中脳が覚醒状態にあるため、寝つきが悪い、眠りが浅い、など不眠の悩みを抱える人が多いことも特徴です。
目をつぶっているだけでも疲労回復には効果があるので、眠れない自分を責めないようにしましょう。
<理想の睡眠習慣>
就寝時間:23:30
起床時間:6:30
睡眠時間:6時間程度
クロノタイプに合わせたライフスタイルを送ろう
質の良い眠りを得るためには自分の睡眠タイプを知って、それに合わせたライフスタイルを送ることが近道です。
フレックス制やテレワークの導入などで、仕事時間の調整がしやすくなっている企業も増えています。
クロノタイプに合わせて、集中力が高まる時間帯に重要な仕事をするようにすれば生産性もアップ。
自分のクロノタイプを知って、仕事やプライベートのスケジュール調整にうまく活用してくださいね。
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