ぐっすり眠るために運動しよう!昼間の活動量と睡眠の関係

ぐっすり眠るために運動しよう!昼間の活動量と睡眠の関係

こんにちは!

背ラピストStore店主の岩上です。

11/2発売のモノ・マガジンにゴッチョ背まくらが掲載されました。

また、11月7日発売の日経ウーマンのプレゼント企画にも、ゴッチョ背まくらが選ばれているそうなので、気になる方は是非チェックしてみてください!

 

さて、だんだん寒くなってきて、外に出るのも億劫になりがちな季節。

ですが、そんな寒い季節だからこそ体を動かすことがぐっすり眠るために大切です、というのが今回のテーマです。

ぐっすり眠るための活動量はどのくらい?

「夜中に何度も目が覚めてしまう…」とお悩みの方は、昼間の活動量が足りていないのかもしれません。

睡眠の質を高めるためには、日中に早足のウォーキングを1時間程行うことをおすすめします。

タイミングとしては夕方がベストです。

人の体は夕方から夜にかけて、徐々に体温が下がり始めます。

夕方に運動して体温を上昇させておくことで、夜の就寝時間に向かって体温が下がり、スムーズに眠りにつくことができるでしょう。

運動によってデルタ波が増える

ウォーキングの睡眠への効果は、筑波大学の研究チームによって報告されています。

日中に活発なウォーキングなどの最大酸素摂取量の60%程度の強度の運動を1時間行うと、デルタ波が睡眠の前半に集中して大きく増えることがわかりました。

 

デルタ波とは、深い睡眠であるノンレム睡眠中に現れる脳波のことです。

最大酸素摂取量とは、体重1kgあたり1分間で摂取できる酸素の量を意味します。

最大酸素摂取量の60%程度の運動は、心拍数が上がる早足のウォーキングや軽いランニング程度の有酸素運動です。

つまり、運動を行うことで睡眠の質が良くなるので、短時間の睡眠も疲れを取ることができるということですね!

副交感神経が優位になる

「疲れているはずなのに、なかなか眠れない・・・」とお悩みの方にも、軽い有酸素運動が有効です。

眠れない時は、神経が興奮して休まっていない状態です。

軽い有酸素運動で心拍数を上げて、一旦交感神経を優位にした後は、心拍数が下げる副交感神経が優位になります。

気分が落ち着いてきて、眠りに入りやすくなるのです。

ただし、夜遅くの激しい運動は交感神経が活発になりすぎてしまい、逆に寝つきが悪くなってしまうので、注意が必要です。

少しの習慣から変えてみる

夕方を人によって運動できる時間は異なります。

ご自身のライフスタイルに合わせて、運動ができる時間帯を見つけてみましょう。 

また、これまで運動していなかった人が、急に明日から1時間ウォーキングするのはハードルが高いと思います。

そんな方は、日中の活動量を増やすことから始めてみてください。

・電車通勤の方は、一駅手前から歩く
・近所のスーパーに買い物に行く時に歩く
・朝のゴミ出しのついでに遠回りして歩く

運動不足の人ほど、効果を感じやすくなりますので、小さい習慣を変えることから試してみてくださいね!

では、今週もぐっすり眠ってがんばっていきましょう!

本日は以上です!