足のむくみ解消のポイントはふくらはぎ!肩こりにも効く鍛え方とは?
こんにちは!
背ラピストStor店主の岩上です。
実は先週、体調を崩して寝こんでいました。体調がよくなった今、普段の健康のありがたみを改めて感じています。
あなたも忙しい時こそ、体調管理や自分の体のメンテナンスには気をつけてあげてくださいね。
さて、今日のテーマは「むくみ」です。
実は「むくみ」は肩こりや姿勢とも大きく関連しているのです。
夕方になると靴がきつくなる、靴下の跡が消えないといった症状が出る方は足がむくんでいる可能性大。
ふくらはきの筋肉をきたえることで、むくみが解消するだけではなく肩こりにも効くことはご存知でしょうか?
あなたの足は大丈夫?むくみのセルフチェック
むくみとは、血流の悪化によって血管から染み出した水が細胞の間にたまっている状態です。
足がむくんでいるかどうかは自分で簡単にチェックできます。
足のすねを強く5秒ほど押してみてください。凹んだ状態が戻らない場合は医学的に「むくみ」と診断されます。
そして、足のむくみのポイントとなるのがふくらはぎです。
ふくらはぎは「第二の心臓」
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血流にとって大きな役割を果たしています。
ためしに歩く時にふくらはぎに注意を向けてみてください。歩く動きに合わせて、ふくらはぎの筋肉が伸びたり縮んだりするのが感じられますよね。
筋肉の収縮がポンプのように重力に逆らい、血液を心臓に戻すために働いているんです。
ふくらはぎを鍛えると肩こりが楽になる?
立ちっぱなし、あるいは座りっぱなしではふくらはぎの筋肉は動きません。
「第二の心臓」が止まっているので、血流が下半身にたまったままになってしまいます。
足にたまる血液量はおよそ300ml〜800ml。多い場合は女性の血液全体の約2割にのぼります。
下半身に血液がたまっている分、上半身の血液は減少。肩こりや頭痛を引き起こす原因となります。
逆にふくらはぎを鍛えて下半身の血流を改善することで、肩こりが楽になるということです。
むくみを放っておくのは危険?
むくみを病気ではないから……と何もせずに放っておいていませんか?
実は足のむくみを放置しておくことは危険と隣り合わせ。
むくみを放っておくと、心臓に血液を戻す働きを担う「静脈の弁」が壊れてしまいます。
1度壊れた弁は治ることはありません。むくみを放置すればするほど弁が壊れ、さらにむくみが酷くなる悪循環に陥ってしまうのです。
ふくらはぎの筋肉を鍛える!かかと上げ下げ運動
ふくらはぎの筋肉を鍛えるために効果的なのが「かかとの上げ下げ運動」です。
【ふくらはぎの筋肉を鍛える!かかと上げ下げ運動】
①つま先立ちになる
②背筋を伸ばしたまま、5秒かけてゆっくりかかとを上下する
①〜②を30回1セットとして、、朝晩2セットを目安となります。
ただ、いきなり30回やるのは難しいと思うので、まずは家事や仕事の合間にかかとの上げ下げ運動をしてみてはいかがでしょうか?
仕事の合間にコーヒーを淹れる時、台所で料理や洗い物をしている時に7かかとの上げ下げ運動をしてみてください。
ふくらはぎの筋肉がピーンと張るのが感じられるでしょう。
ふくらはぎを鍛えて立ち姿も美しく
ふくらはぎを鍛えると、血液を心臓に戻す力が強くなります。
下半身のむくみが解消され、全身の血流がよくなることで肩こりも改善。
新しいことを始める時は「楽勝レベル」にハードルを下げることが習慣化のコツ。
今日、かかとの上げ下げ運動を1回から始めてみてください。
ふくらはぎのトレーニングを続けることで、足首が細くなり、ヒールを履いた立ち姿も美しくなりますよ。
では、むくみを解消して素敵な週末をお過ごしくださいね。