疲労回復に役立つパワーナップとは?
こんにちは!
背ラピスト店主の岩上です。
今回は疲労回復に効果がある「短時間の昼寝=パワーナップ」についてのお話です。
そもそもパワーナップとは?
パワーナップとは、昼間に10~20分の短時間の睡眠をとることです。
ようは「お昼寝」なのですが、昼食後に眠気に襲われてする居眠りとは違い、仕事のパフォーマンスを上げるために積極的に仮眠する習慣を意味します。
GoogleやApple、NIKEといった世界的企業も、この効果に注目して導入しているほど注目を集めている習慣です。
疲労を回復するパワーナップ
パワーナップの効果は脳の疲労を取り除くことで、以下のような効果があります。
・集中力・記憶力アップ
・作業効率の向上
・ストレスの軽減
その効果はNASAによって科学的に実証されており、昼間の仮眠で、認知能力が34%、注意力が54%向上したというデータが出ています。
短時間の昼寝でも効果がある理由
パワーナップの効果の秘密は睡眠の仕組みにあります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、眠りについてまず訪れるのが深い眠りの「ノンレム睡眠」です。
ノンレム睡眠はその深さによって4つに分類されていますが、疲労回復の鍵を握るのが入眠20分ほどで訪れる”ステージ2”のノンレム睡眠です。
カリフォルニア大学の研究によって、”ステージ2”のノンレム睡眠中に脳内の“キャッシュ・メモリ”がクリアになることが分かりました。
私たちは日常でたくさんの情報に触れていますが、その処理作業によって脳に疲れがたまり、集中力や記憶力を低下させます。
パワーナップ中、脳内で膨大な情報が整理・記憶されることで、脳の疲労が取れてスッキリと目覚めることができるのです。
スッキリ目覚めるパワーナップのコツ
パワーナップを実践する時のコツを紹介します。
①姿勢に気をつける
オフィスで座ったまま寝る人もいますが、姿勢には注意してください。机に突っ伏して顎を圧迫する姿勢や首を片方にひねる姿勢は、身体に負担をかけるのでおススメできません。
②環境を整える
騒がしすぎても静かすぎても、パワーナップには不向きです。心地よい雑音「ホワイトノイズ」をスマホで流すと眠りにつきやすくなります。
また、明るい光も睡眠の質を下げるので、アイマスクなどを活用しましょう。
③仮眠前にカフェインをとる
カフェインは摂取後20~30分で覚醒効果があります。仮眠前にコーヒーや紅茶、緑茶といったカフェインを含む飲み物をとると、目覚めがスムーズです。
④20分のアラームを設定する
睡眠が30分を超えると、より深いレム睡眠に入ってしまい、スッキリと目覚めることはできません。アラームを設定して、20分以内の仮眠に留めましょう。
パワーナップにはゴッチョ背まくらも
自宅で昼寝ができる方には、ぜひパワーナップにゴッチョ背まくらを活用してみてください。
頭や首、肩の適度に刺激してくれるので、相乗効果によってさらにスッキリとした目覚めを迎えることができますよ!
パワーナップを活用して、疲労を回復させながら週の後半もがんばって行きましょう!