座りすぎに要注意!こまめな動きを意識しよう
こんにちは!
背ラピスト店主の岩上です。
最近知ったのですが、 世界的に見て「日本人は座りすぎ」な国民だそうです。
オーストラリアの研究機関が世界20ヵ国を対象に行った調査によると、 日本人が平日に座っている時間は1日平均で「7時間」で、世界最長です。
あなたはいかがでしょうか?
デスクワークの方は1日の仕事を終える頃には、座っている時間は7時間を超えているかもしれませんね。
さらに、休日はテレビやネット動画を見たり、ソファでゴロゴロとしながらスマホをいじって過ごすという方も多いでしょう。
もちろん座ること自体は悪いわけではありません。
問題は長時間「座りすぎ」が健康に悪い影響があるということです。
なぜ、座りすぎはよくないの?
座りすぎが問題になっている理由は、腰痛や肩こりになるから……だけではありません。
問題は座っている時、下半身が全く動いていないこと。
全身の筋肉の約70%は下半身が占めているため、座っている時間が長いほど代謝が低下して、肥満や糖尿病のリスクを高めます。
さらに、『第二の心臓』と呼ばれるふくらはぎの筋肉も働かず、血流が悪くなってむくみや高血圧の原因にもなるんです。
腎臓の働きも低下し、老廃物がうまく排出されずに疲労がたまってしまうことも問題のひとつです。
ならば運動だ!はちょっと待ってください
「座りすぎ」は健康によくない、と聞くと「私は週末、ジムで走ってるから大丈夫」という人がいます。
もちろん、全く運動してない人よりはよいですが、ジムで運動しているからといって油断は禁物。
休日に運動したとしても、平日は自宅やオフィスでずっと座りっぱなしでは週単位で見ると活動量が足りていません。
アメリカでは、運動したことに達成感を感じて、それ以外の時間座りっぱなしの人を「アクティブ・カウチポテト」と呼んでおり、健康リスクが高まるというデータも出されています。
座りすぎの予防策はこまめに動くこと
座りすぎを予防するためには短時間の運動に加えて、「こまめに動く」ことが大切です。
たとえば、デスクワークの人は30分に1回は立ち上がるのが理想。
ストレッチや足踏み、オフィスを歩くなどの軽い運動でOKです。
テレワークなどでデスクが選べる場合は、高さを変えて立ったままパソコン作業ができるスタンディングデスクもオススメです。
今使っているデスクの上に置くだけの卓上タイプのスタンディングデスクも販売されています。
立ち上がれない時はかかとの上げ下げ
オフィスでは人の目が気になって、頻繁に立ち上がれない……という方もいるかもしれません。
そんな方は「かかとをゆっくり上げ下げする」動作だけでもしてみてください。
ふくらはぎの筋肉へが刺激されて、下半身の血行がよくなるのが感じられるはずです。
机の下でこっそりとできますので、オススメです。
では、今週はこまめに動くことを意識して乗り切りましょう!
暑くなってきましたので、水分補給もお忘れなく!