姿勢とうつの密接な関係 | 最新の実験結果を紹介します
こんにちは!
背ラピストStore店主の岩上です。
今日はスマホを使用する時のうつむいた姿勢が感情に与える影響についてお伝えします。
うつむいた前かがみの姿勢が肩こりや頭痛、不眠などの身体の不調の原因になることは、たびたび解説してきました。
最新の実験では身体だけではなく、心にも悪い影響があることが明らかになりつつあります。
うつむくと気持ちがネガティブになる?
私たちがスマホの小さな画面を見ている時の「うつむいた姿勢」。
いわゆる猫背や巻き肩の姿勢の時に、ネガティブな感情が高まったという実験結果が複数報告されています。
ハーバード・ビジネススクールの社会心理学者、Amy Cuddyさんが発表した研究では、縮こまった姿勢でタブレットやスマートフォンを使った後、行動が消極的になり、感情ストレスも高まったそうです。
また、ニュージーランドの大学が行った研究では、被験者を「うつむいた姿勢」と「背筋を伸ばした姿勢」のグループに分けて実験を行いました。
面接を行った後に被験者にアンケートをとった結果、「うつむいた姿勢」のグループは「自尊心が低い・恐れの感情が強い・熱意が低い」などのネガティブな感情を強く感じていました。
逆に「背筋を伸ばした姿勢」のグループは、自尊心が高く、やる気や注意力が増すなどのポジティブな感情になったことが報告されています。
うつむいた姿勢の時に起きていること
うつむいた姿勢は、感情の浮き沈みが起こり、健康的にもよくありません。
人は、自信がないと背中が丸まり、背中が曲がるともっと自信がなくなる。そうなるといっそう背中が丸まって、さらに自信がなくなり……と、マイナスのスパイラルが生じてしまいます。
猫背になると背骨を圧迫し自律神経の乱れを引き起こすため、「猫背とうつ」の関連性を指摘するメンタルヘルスの専門家も多くいらっしゃいます。
言葉からもわかる姿勢と感情の関係
日本語には気分が落ちこんだ時の表現に「肩を落とす」「背中を丸める」などの表現があります。
上司に叱られた時やパートナーと喧嘩をして落ちこんだ時、ネガティブな気持ちになった時は、自然と姿勢が悪くなってしまうといった経験はありませんか?
気分を前向きにするために背筋を伸ばそう
心とカラダは密接につながっています。
心が不調になればカラダも不調になり、カラダが不調になれば心も不調になる。
うつむいた姿勢が心とカラダに悪影響をもたらすことは間違いありません。
しかし、姿勢はコントロールが可能です。
前向きな気分で過ごすためにも、スマホの使用時間を減らしたり、姿勢をととのえることを意識してみてください。
姿勢ケアは一生続くもの
毎日、姿勢をととのえることを習慣にすることは、毎日を気分良く過ごすことにつながります。
うつむき姿勢になりがちなデジタル時代は、歯磨きと同様に毎日ととのえる習慣をもつことが大切だと思います。
習慣化のコツは、行動のハードルを上げないこと。「これっぽっちも難しくない」「楽勝だ」と思えることから始めること。
習慣化してきてから、徐々にハードルを上げていくのが超重要なコツだそうです。
その点、ゴッチョ背まくらは寝るだけの姿勢ケアを実現します。
背ラピストStoreのミッション「カラダを整えて健康的なライフワークを過ごす人を一人でも多く増やしたい」を達成させるためにも、一人でも多くの方にご愛用頂けたら幸いです。
では、本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
今週もなるべく背筋を伸ばして、ゆる~くがんばっていきましょう!