「最近寝ても疲れがとれないんだよね…」”隠れ疲労”について

「最近寝ても疲れがとれないんだよね…」”隠れ疲労”について

こんにちは!

背ラピストStore店主の岩上です。

今回は

「日中に頭がボーーっとする」
「朝起きた時に体がだるい……」
「休日も動くのがおっくうでダラダラ過ごしてしまう」

など寝てもとれない疲れにお悩みの方に知って欲しい”隠れ疲労”についての記事をお届けします。

疲れは体からの「休んでね」というメッセージ。

疲れがたまると体の調子も崩しがちになりますので、こまめなケアが大切です。 

疲労の原因は「活性酸素」

私たちは体内で酸素や栄養を消費して、体を動かすためのエネルギーを生み出しています。


エネルギーを作り出す過程で生まれるのが疲労の原因となる「活性酸素」

活性酸素は強力な酸化作用を持っており、体内に侵入した異物だけではなく自らの細胞も傷つけてしまいます。

細胞が傷つき、本来の体のパフォーマンスを発揮できなくなった状態が「疲労」です。

さらに、傷ついた細胞が修復されずに傷跡が残ると「老化」につながります。

疲労をためずに過ごすことは、若々しい体を保つためにも重要なんですね。

ストレスも疲れの原因に?

家族とのケンカでイライラして怒った後に、どっと疲れを感じた経験はありませんか?

イライラや不安、緊張などの精神的なストレスも疲労につながります。

ストレスは体を常に緊張状態にするため、自律神経をコントロールしている脳に大きな負荷がかかります。

負荷がかかった分だけ脳内では多くの酸素が消費され、活性酸素も大量に発生。

体の活動量が少なくても、大きな疲労感を感じる原因になるんです。

あなたは大丈夫?実は1番怖い”隠れ疲労”

ストレスが疲れを感じる原因と聞いて

・残業後にジムで運動

・長時間熱いお風呂に入る

・飲み会で友だちと盛り上がる

などでリフレッシュして疲労を回復しようと考える方もいるかもしれません。

 

運動やアルコール、熱い風呂によって脳内に快感物質が分泌された時、私たちは「疲労感」を感じなくなります。

しかし、身体の疲労は回復するどころか、かえって疲れが蓄積されています。

体は疲れているのにも関わらず、脳内のホルモンによって疲労感を感じにくくなっているのが「隠れ疲労」と呼ばれる。

放っておくと、気づいた時には倒れるほど疲労がたまっている可能性もあります。

疲労回復には良質な睡眠

疲労を回復するためには良質な睡眠が最も効果的です。

理想の睡眠は布団に入ってすぐに眠りに落ち、夜中に目を覚ますことなく朝スッキリと目覚めること。

睡眠の質を上げる方法については、過去のブログで紹介しているのでよければ参考にしてくださいね。

↓↓

「飽きた」と感じたら気分転換

疲労をためないためには「飽きた」という脳からのサインを見逃さないないことも大切です。

スポーツや仕事などひとつのことだけに集中している時、脳では同じ部分が使われ続けます。

特定の部分だけが疲れ始めると、脳は「飽きる」という指令を出して、その部分を休ませるようと仕向けます。

 つまり「飽きた」と感じた時に、脳の違う部分を使う行動を取れば疲れにくくなるということです。


たとえば、1時間デスクワークをした時は

散歩やストレッチなど軽い運動をする

・窓の外の景色を眺める

・同僚と楽しくおしゃべりをする

など気分転換をしてみましょう。



こまめに気分転換をすることで、疲れずに集中力を保ったまま1日仕事をすることができます。

日中は脳を上手に休ませて疲れをためない。

夜はぐっすりと眠って疲れを回復。

2つの”隠れ疲労”対策で、週の後半も元気にお過ごしくださいね!