背ラピストブログ

睡眠に効くマッサージを試してみませんか?
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。   さて、今日は自分でもできる睡眠に効くマッサージを紹介します。 寝つきを良くするマッサージの効果 あなたもマッサージを受けている時に、気持ちよくなっていつの間にか寝てしまった経験があるのではないでしょうか? これは、興奮を司る交感神経を鎮め、リラックスを司る副交感神経の働きを活発にさせる効果がマッサージにあるからです。 人間は朝起きて活動する時は交感神経の働きが高まり、夕方から就寝時にかけて副交感神経の働きが高まります。 眠る前に副交感神経の働きをよくすることで、スムーズに眠りにつくことができるのです。 また、マッサージを受けた人には深い睡眠時に発生するデルタ波と呼ばれる脳波の増加も見られるため、眠りが浅い人も試す価値がありますよ。 自分でもできる2つのマッサージ 「マッサージ」というと、整体院やリラクゼーションサロンに行って受けるものというイメージを持っている方が多いかもしれません。 ただ、良質な睡眠のためにはマッサージは毎日行うのがベスト。 今回は自分でもできる「ツボ押し」と「お腹ほぐし」のマッサージをご紹介します。 睡眠の質を改善するツボ押し 睡眠に効く1つ目のマッサージは睡眠の質を改善するツボ「神門」を押すことです。 「神門」は手のひら側の手首のしわの上、小指の下にあります。 眠る前に心地よいと感じる程度にもみほぐしてみてください。 ある研究では、「神門」を押す期間が長くなるほど、尿に含まれる睡眠を促すメラトニンの代謝物が増えたことが報告されています。 緊張や興奮で目が冴えて眠れない時にもオススメのツボです。 副交感神経を刺激するお腹ほぐし 「お腹ほぐし」は、副交感神経を刺激して、良質な睡眠をもたらすマッサージです。 腹壁と呼ばれるお腹の胃のあたりには、迷走神経が存在しています。 迷走神経は臓器と脳を直接繋ぎ、情報を運ぶ神経です。 自律神経ともつながっているため、お腹をほぐすことで副交感神経にスイッチが入り、体をリラックスさせてくれます。 お腹の硬さを取るイメージで、5~10分程度ほぐしてみてください。 ゴッチョ背まくらとの併用もオススメ ゴッチョ背まくらも、興奮を司る交感神経を鎮め、リラックスを司る副交感神経の働きを活発にさせ、睡眠の質を高めることを考えて作られています。 是非、ゴッチョ背まくらに横になりながら、ご紹介した2つのマッサージを試して相乗効果を実感いただけたらうれしいです! マッサージは就寝前の習慣に◎ 睡眠に問題を抱えた患者がツボ押しを2週間以上行ったところ、全体の60%の人に改善が見られたという研究も報告されています。 姿勢もそうですが、マッサージも習慣化が大切。 今回紹介したマッサージは特別な道具もいらず、自分の手で手軽にできるものですので、毎日の就寝前の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか? これからも暑い日が続きますので、マッサージで身体を労ってぐっすり眠ってくださいね!
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肩こりに悩まないための夏の冷え性対策
こんにちは! 背ラピストStore店主の岩上です。 暑い日が続く中、炎天下の屋外から冷房の効いた室内に入るとホッとしますよね。 ただ、冷房がガンガンに効いた室内にいることが多い夏は、気づかないうちに体が冷えきって、肩こりを悪化させてしまうことも。 今回は肩こりだけではなく、頭痛やむくみ、めまいなどのさまざまな体の不調を引き起こす”夏の冷え性”対策をご紹介します。 夏の冷え性の原因は自律神経の乱れ 私たちの身体の中で体温調整をコントロールしているのが、交感神経と副交感神経からなる自律神経です。 ただ、暑い屋外と冷房のきいた室内を頻繁に出入りしたり、冷房で体が冷えすぎたりすると、自律神経が乱れ、体温調整機能がうまく働かなくなります。 たとえば、自律神経は寒い環境において、体内の熱を逃がさないように手足の血管を収縮させます。 しかし、自律神経の調整機能が低下していると、暖かい環境に移動しても血管が収縮したままで血の巡りが改善されません。 このように暑い夏でも自律神経の不調で体が冷え、肩こりや胃腸の不調、疲れなどの体調不良を招くのが”夏の冷え性”と呼ばれる状態です。 内側からの冷やし過ぎも禁物 体を内側から冷やしすぎてしまうことも、夏の冷え性の原因です。 暑い夏にはついつい冷たい食べ物や飲み物に手が伸びがちですが、冷たい物の摂りすぎは胃に負担をかけて、消化機能の低下につながります。 腸も冷えて働きが悪くなり、便秘や下痢を引き起こす原因にもなりかねません。 また、内臓の働きも自律神経がコントロールしているため、内臓の不調が自律神経にも悪影響を与え、体の冷えを助長する場合もあります。 夏の冷え性に効果的な対策は? では、夏の冷え性を予防・改善するためにはどのようにすればいいかをお伝えしますね。 体を冷やさない服装を心がける 公共の場やオフィスでは冷房の温度調整は難しいので、服装を工夫してみてください。 冷房の効いた室内では首や肩を冷やさないために、ストールを羽織ったり、カーディガンを着るなどの対策をします。 特に皮膚の表面近くに太い血管が通っている首を温めることは、全身の冷え対策に効果的です。 また、冷えた空気は足元にたまりやすいため、ひざかけなどで下半身を冷えから守ってあげましょう。 冷たい飲み物を避ける 夏は熱中症対策のために、こまめな水分補給が大切です。 ただ、冷え性対策には摂取する水分の温度がポイントです。冷たい飲み物は避けて、常温や温かい飲み物を意識して摂るようにしましょう。 食事の時は味噌汁やスープなどの温かい汁物で胃腸を労ってあげてください。 また、夏はビールが美味しい季節ですが、冷え対策という点からはあまりオススメできません。 アルコール類では、常温で飲めるワインや日本酒が良いでしょう。 体を適度に動かす 外が暑いから……と、冷房の効いた室内にこもってばかりになっていませんか? 筋肉を動かさないと、血流が滞って冷える一方。体を動かして、血の巡りを良くしましょう。 ランニングや筋トレなど本格的な運動でなくても、全身を適度に動かす散歩やストレッチでも冷え対策には効果的です。 オフィスワークで座る時間が長い人はこまめに立ち上がって歩く、かかとをあげおろしをしてふくらはぎの筋肉を刺激する、などの下半身の血流の改善が冷え予防になります。 夏こそ冷え性に注意しよう 夏は冷え対策が意識が向きにくく、自分でも気づかないうちに肩こりを悪化させている人も多いようです。 暑い夏こそ冷え性に注意することで肩こりに悩まされない、元気な日々を送ってくださいね!  
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暑くて寝苦しい夜でも……体温を下げて快適に眠る方法
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。 夜もなかなか気温が下がらないので、「暑くて寝つけない・・・」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今日は、暑くて寝苦しい夜でも質のよい睡眠を取るために大切な「深部体温」のお話です。 暑い夜にぐっすり眠るための近道は? 暑い夜でもぐっすりと眠るための近道は、夜眠りにつく時までに深部体温をしっかり下げること。 深部体温とは「体の中の脳や内臓の温度」のことで、体の表面の皮膚温度より0.5度〜1度ほど高くなっています。 また、深部体温は1日の中で変動しており、朝から夕方にかけては上昇し、そこから徐々に下がっていきます。 深部体温が下がり脳や内臓の働きがゆるやかになるにつれて、体が活動モードから休息モードに切り替わっていくわけですね。  逆に、深部体温が下がりにくい体はいつまで経っても休息モードに入らず、眠る準備も整いません。 手足から熱が放出されて、深部体温を下げる では、体はどのように深部体温を下げているのか?? 答えは「手足の血管を広げて熱を放出している」です。 眠る前の赤ちゃんは手足がぽかぽかと暖かくなっていますよね? この時、赤ちゃんの体の中では皮膚近くの毛細血管から熱を外に出して、深部体温を下げる仕組みが働いています。 この仕組みは大人でも同じ。熱を外に逃がして深部体温を下げることが、質のよい睡眠を取るためには大切です。 冷え性の人がなかなか寝つけないのも、手足の皮膚温度が低くて十分に熱が放散されずに深部体温が下がらないため。 では、深部体温を下げて、快適に眠るためにはどうすればいいのか? 3つのポイントをお伝えします。 早朝の散歩で体内時計をリセット 深部体温のコントロールは体内時計が担っています。 体内時計は24時間より少し長い周期になっているため、ずれを防ぐには毎日のリセットが必要です。 体内時計のリセットに有効な方法が太陽光を浴びること。 朝は同じ時間に起きてお日様の光を浴びることで、体内時計が正常に働き、体温の変動も規則的になります。 また体を動かすことで体温も上がるので、日光浴も兼ねた早朝の散歩がオススメです。 夏でもぬるま湯につかる 夏は入浴をシャワーだけで済ます人が多いですが、暑い時期でもしっかりと湯船につかりましょう。 入浴は副交感神経を優位して体をリラックスさせるとともに、深部体温を上昇させます。 体温調整機能によって上がった深部体温は下がっていくので、スムーズに眠りにつくことができます。 一方、シャワーでは皮膚の表面温度が上がるだけで、深部体温にはほとんど影響がありません。 眠る1〜2時間前、38℃〜40℃のぬるま湯での入浴がオススメです。 夏は汗をかきやすい時期ですので、水分補給も忘れずに! 冷房で寝室を涼しく 下げすぎは禁物 就寝前には寝室に冷房をつけて、部屋の中を涼しくしておきましょう。 部屋の温度が低い分だけ手足から熱を放出しやすくなります。 ただし、部屋の温度を下げすぎには注意しましょう。 手足が冷えて皮膚の血管が収縮し、深部体温が下がりにくくなります。 直接冷房の風が体に当たることも冷えすぎの原因になるので、冷房の風の向きもうまく調節してください。 ちょっとした習慣で快適な睡眠を 今回紹介した深部体温を下げるポイントは、どれも難しいものではありません。...
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2100年の私たちは前かがみの姿勢に「進化」?未来の人類の怖すぎる3Dモデル
こんにちは!背ラピストStore店主の岩上です。私たち人類の体は昔から環境に合わせて進化してきました。では、スマホやパソコンなどの技術が急激に発達した今の時代に合わせて、私たちが「進化」したらどうなると思いますか??その答えの1つとして、さまざまな科学的な予測に基づいた3Dモデルが作成されています。 スマホやPCの使いすぎで前かがみの姿勢に「進化」 2100年の人類がどんな姿に「進化」をしているか予測した女性の3Dモデルが「Mindy(ミンディ)」です。 (Bill Whittle YouTubeより引用) ミンディを初めて見た時に最も気になるのは、頭を前に突き出した不自然な前かがみの姿勢だと思います。長時間に渡るスマホやパソコンの使用によって前に突き出た頭の重さを支えるために、首や肩甲骨周りの筋肉が発達した姿です。 実際、現在でも首のカーブが失われるストレートネックの人が増えています。ストレートネックが悪化した先の未来にはミンディのような姿になるのかもしれない ……と考えると怖いですね。 この姿勢は肩や首のこりを引き起こすだけではなく、健康にも悪影響です。 背骨のS字カーブが失われることで、肺が圧迫されます。呼吸が浅くなり、内臓の働きも低下するため、さまざまな不調の原因となります。 丸まった指と直角に曲がった肘 (From Text Claw to Tech Neck: How Technology Affects Our Bodiesより引用) ミンディの腕に注目すると、指が不自然に丸まった形で、肘は直角に曲がっています。 この姿はスマートフォンを長時間握ったままでいたことが原因です。 肘の後ろの神経が伸展・圧迫され、指のしびれや前腕の痛み、手の脱力感などの症状が起こる可能性があります。 頭蓋骨が厚く、脳が小さくなる  (From Text Claw to Tech Neck: How Technology Affects Our Bodiesより引用) ミンディの作成に協力した専門家は、パソコンやスマホの使用が私たちの脳に与える影響も指摘しています。 脳はスマホから放射される電磁波から守るため、頭蓋骨を厚くします。その分、脳が小さくなり、脳の働きが低下するという見解です。 Mindy化を防ぐ方法は正しい姿勢の習慣化...
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頭のツボ押しで心と体をリラックス
こんにちは!背ラピストStore店主の岩上です。今日は心と体を整えてリラックスさせるツボ押しについて紹介します。 そもそもツボって何?  私たちが使っている「ツボ」という言葉は、正式には経穴(けいけつ)と呼ばれています。 体の中には気やエネルギーの通り道である経絡(けいらく)があると考えられており、ツボはその交差点。気やエネルギーがたまりやすいポイントです。 ツボを刺激することで、エネルギーの流れがよくなって内臓機能が活性化。 血の巡りもよくするので、筋肉のコリをほぐす・老廃物を外に排出するなど心と体のさまざまな不調に効果があると言われています。 世界から認められるツボの効果 ツボは民間療法というイメージを持っている人も多いですが、実はれっきとした漢方医学のひとつ。 WHO(世界保健機関)で認められているツボは全身で361ヶ所にものぼります。 マッサージや鍼灸治療、ヘッドスパなどでも、つらい症状を和らげるために悩みに合わせたツボの刺激を行っています。 さらに、場所さえ知っておけば誰でもできる手軽さもツボ押しの魅力のひとつです。 デスクワークや家事の合間にオススメの頭のツボ ここからは頭痛や目の疲れ。肩こりに効果的な頭のツボを3つ紹介します。 デスクワークや家事でコリや疲れを感じた時に、よければ試してみてくださいね。   ① 百会(びゃくえ) 頭の万能ツボと呼ばれる百会。自律神経を整える効果があり、頭痛や不眠や肩こりに悩む方にはオススメのツボです。イライラやストレスの緩和にも効果があり、心と体をリラックスさせてくれます。効果:自律神経、頭痛、不眠、肩こり場所:頭の天辺、左右の耳を結んだ線上の位置 ② 後頂(ごちょう) 後頂(ごちょう)は百会の少し後ろにあるツボです。リフレッシュ効果があり、疲れた時に押すと頭がスッキリしますよ! 効果:頭痛、不眠、めまい、吐き気場所:百会から親指ひとつ分後ろ ③天柱(てんちゅう) 天柱は百会と同じく自律神経を整える効果の他、頭痛や肩こり、目の疲れにも効くツボです。後頭部と首の境目に位置しています。効果:頭痛、目の疲れ、肩こり、首こり場所:首の後ろ中央のくぼみの左右にある、太い筋肉の上側(髪の生え際) ゴッチョ背まくらでツボを刺激してリラックス  ゴッチョ背まくらは、疲れた頭や首、背中をほどよく刺激する独自のリラックス構造。 今回ご紹介した3つのツボも①百会(びゃくえ)②後頂(ごちょう)③天柱(てんちゅう) 寝るだけで刺激し、心と体をゆるませてくれます。 プロのマッサージを受けているような心地よい時間をご自宅でも体験いただけます。 ▼現在CAMPFIREにて先行予約実施中 https://camp-fire.jp/projects/view/738388 ツボを日常生活にうまく取り入れて、心と体を整えてみてはいかがでしょうか? では、今週も素敵な1週間をお過ごしくださいね!
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